2026年11月4日



今日も、この家で。
ライフリッチの家を舞台に、誰かの何気ない一日を切り取る小さな物語。
朝7時。
目覚ましをかけていない朝は、それだけで少しうれしい。
ゆっくり起き上がり、そっと寝室を出る。
まだ家の中は静かだ。
お気に入りのマグカップにコーヒーを淹れて、ダイニングテーブルに腰を下ろす。
窓から差し込む朝の光が、テーブルの上をやわらかく照らしている。
平日は慌ただしい。
朝ごはんの準備をして、家族を送り出して、自分も仕事へ向かう。
でも日曜日は違う。
「今日は何をしよう。」
そんなことを考えながら、ゆっくりとコーヒーを飲む。
少し遠くまで出かけようか。
お気に入りのカフェに行こうか。
それとも、家でのんびり過ごそうか。
まだ何も決めていない時間。
でも、その時間が案外好きだったりする。
キッチンでパンを焼き始める。
香ばしい香りが広がった頃、奥の寝室の扉が開く。
「いい匂いがする。」
まだ少し眠そうな夫がダイニングへやってくる。
「おはよう。」
「おはよう。」
そう言って向かいの椅子に腰を下ろした。
マグカップを片手に、ゆったりと時間が流れる。
特別な予定は何もない。
向かい側の波打町公園で遊んでから、買い物に行く?
結局、一日家でのんびりするかもしれない。
そんな曖昧な計画も、日曜日らしくて悪くない。
二階では、まだ娘が夢の中。
もう少ししたら、元気な足音と一緒に朝がやってくるだろう。
さっきまで静かだった家に、少しずつ音が増えていく。
窓から差し込む朝の光。
焼きたてのパンの香り。
コーヒーの湯気。
何でもない日曜日の朝。
夫がふと、
「若戸大橋の下を散歩してから、カフェにでも行こうか」
と言った。
「それなら、ねこのじterasu に行きたい♪」
きれいな青色のクリームソーダが、娘のお気に入りなのだ。
「それなら、もう少ししたら起こそうか。」
そんな話をしながら、コーヒーを飲む。
きっと、こんな何気ない時間が一番好きなんだと思う。
今日も、この家で。
(つづく)
※この物語は、ライフリッチ若松区波打町モデルハウスを舞台に描いています。