2026年9月1日

はじめまして。
北九州市小倉北区で住宅・不動産事業を営む株式会社ライフリッチの山本尚弘です。
これからnoteを通じて、仕事を通じて経験したことや感じたこと、日々の出来事などを自由気ままに発信していきたいと思います。
住宅・不動産業界に身を置いて、気が付けば28年目になりました。
一口に不動産業と言っても、その中身は実に様々です。
売買、賃貸、投資、事業用不動産など、多くの分野があります。
私はその中でも一貫して、「住宅」と、それに関わる不動産を専門に仕事をしてきました。
これまで本当にたくさんのお客様とのご縁をいただき、住まいのお手伝いをさせていただきました。
その中で、今あらためて感じていることがあります。
それは、
「家づくりの正解は、人によって違う」
ということです。
世の中には住宅の流行があります。
SNSで話題になる家もあります。
住宅会社ごとにおすすめする間取りや設備もあります。
さらに近年は建築費の高騰や住宅性能への関心の高まりもあり、「何を基準に考えればいいのか分からない」と感じている方も少なくないと思います。
もちろん、それらが悪いわけではありません。
ただ、それがすべての人にとっての正解かと言われると、私はそうではないと思っています。
家族構成も違う。
収入も違う。
働き方も違う。
価値観も違う。
そして、どんな人生を送りたいのかも違います。
だからこそ、家づくりの正解も人それぞれなのだと思うのです。
若い頃の私は、
「良い家を持てば家族は幸せになれる」
と本気で思っていました。
住宅営業として、自社の商品に誇りを持っていましたし、それを一人でも多くのお客様に提案したいと考えていました。
今思えば、住まいそのものに意識が向き過ぎていたのかもしれません。
もちろん今でも住宅には大きな価値があると思っています。
しかし、この仕事を続ける中で、お引き渡し後のお客様の暮らしを見る機会がたくさんありました。
そこで気付かされたことがあります。
それは、家が幸せをつくるのではなく、家は幸せな暮らしを支えるための存在だということです。
立派な家だから幸せになるわけではない。
豪華な設備があるから暮らしが豊かなわけでもない。
一方で、決して大きくない住まいでも、とても楽しそうに、豊かに暮らしているご家族もたくさん見てきました。
そんなお客様との出会いが、少しずつ私の考え方を変えてくれました。
そして、仕事だけではありません。
自分自身も結婚し、子育てを経験し、実家のことを考える年齢になりました。
父が他界した時には、住まいというものが単なる建物ではなく、家族の歴史や思い出が詰まった場所、そして生命保険のおかげで母や私の暮らしを支える大きな存在ということにも気付かされました。
若い頃には見えていなかったものが、年齢を重ねるごとに少しずつ見えるようになった気がしています。
今思うのは、お客様が本当に求めているものは家そのものではないということです。
家族との時間。
安心して過ごせる毎日。
子どもたちの成長。
友人や親族とのつながり。
そして、将来への希望。
本当に大切なのは、そうした暮らしそのものなのだと思います。
住宅に携わる中で、私がようやくたどり着いたこと、それは、
家づくりはゴールではなく、暮らしを豊かにするための手段
という実に当たり前のことでした。
ライフリッチという社名にも、そんな想いを込めました。
「豊かな人生」
「豊かな暮らし」
そのお手伝いをしたい。
ただ家を売る会社ではなく、住まいを通じてお客様の人生に少しでも良い影響を与えられる会社でありたい。
創業当時から、その想いは今も変わっていません。
だから私たちは、
「どんな家が欲しいですか?」
という話だけではなく、
「どんな暮らしをしたいですか?」
というお話を大切にしています。
28年この仕事をしていますが、今でも家づくりに絶対の正解があるとは思っていません。
ただ一つ言えるのは、そのご家族にとっての正解は、そのご家族の中にあるということです。
私たちの役割は、お客さまにとっての豊かな暮らしを一緒に考え、一緒に探していくことなのかもしれません。
これからこのnoteでは、住宅や不動産のことはもちろん、仕事を通じて感じたことや日々考えていることも発信していきたいと思います。
もし皆さまの住まいや暮らしを考えるきっかけになれば、とても嬉しく思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。